『経度への挑戦』とボートでの長距離航海 (20170422)

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『経度への挑戦』は、航海技術の発達を考える上では、非常に大事な話である。

時計製作者ジョン・ハリソンが海上時計で賞金を獲得した1773年が、
「クロノメーター」公認の年、と言うことにしよう。

『戦艦バウンティ号の反乱』で有名な話は、1789年のことである。
これはフランス革命の年でもある。

船から降ろされたブライ船長たち18名が、全長わずか7メートルの艦載艇で、
47日間、6,701キロメートルの航海を完遂した。

1916年、エンデュアランス号の南極探検隊では、6人が7メートルの救命艇で、
南極海を1500キロメートル航海した。

人間って、すごいことをするものだ。


沖縄から鹿児島までの場合。距離は600キロくらいかな。黒潮が流れているのだから、
前述の大航海よりは、かなり簡単ということなるのだ。